Organ Pieces ‧

フェリックス・メンデルスゾーンはオルガン・ソナタ以外にも、楽器の王様のために数多くの作品を作曲している。本巻では、3つの前奏曲とフーガ(op.37)を含む、メンデルスゾーンの円熟期の8つの作品に焦点を当てている。この作品群は、メンデルスゾーンがバロック以降のオルガン音楽の第二の時代を告げた、19世紀最初の重要なオルガン作品のひとつと言っても過言ではない。このUrtext版の編集者であり、オルガンの専門家であるヴォルフガング・シュトックマイヤーは、メンデルスゾーンが鍵盤楽器のためのポリフォニックな作品を、バッハの作曲技法ではなく、ヘンデルの作曲技法に基づいてどのように作曲したかを、豊富な序文で説明している。
"

作曲家: Felix Mendelssohn Bartholdy
校訂者: Wolfgang Stockmeier
楽器: Organ
出版社: Henle Urtext Edition

曲目リストMendelssohn Bartholdy: Three Preludes and Fugues op. 37
Mendelssohn Bartholdy: Andante D major
Mendelssohn Bartholdy: Fuga e minor
Mendelssohn Bartholdy: Fuga f minor
Mendelssohn Bartholdy: Prelude c minor
Mendelssohn Bartholdy: Allegro B flat major
Mendelssohn Bartholdy: Fughetta A major
Mendelssohn Bartholdy: Postlude D major