Concerto for Piano and Orchestra No. 3 in D Major

序文より：ブラームスのヴァイオリン協奏曲をピアノとオーケストラのために演奏し、ピアニストにこの素晴らしい音楽を解釈する平等な機会を与えるというアイディアに、私はいつも惹かれていました。私のインスピレーションの源は、バッハとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の、作曲家自身によるピアノ版だった。ブラームスもまた、自分や他の作曲家の作品の編曲やトランスクリプションを用意していたことが知られている。これらには正当な理由があるという確信から、私はブラームスが私の試みを快く受け入れてくれることを願っている。この試みが編曲なのかトランスクリプションなのかという疑問は残る。私の目的は、ヴァイオリン・パートをブラームスのピアノ・スタイルに移し替えることであり、オリジナルに忠実に、かつ音楽的な本質を犠牲にすることなく模倣することであった。オリジナルのカデンツァは伝わっていないので、ブラームスならこの課題をどのように解決したかを想像しながら、私自身のカデンツァを加えた。オーケストラ・パートは変更されていない。VDejan Lazic, 2016
"

作曲家: Johannes Brahms
改編者: Dejan Lazic
楽器: Piano
出版社: Sikorski