Cleopatra op. 34 for violin solo

2011年、国際ヴァイオリンコンクール「アンリ・マルトー」は、初めてコンクールの課題曲を作曲家に委嘱した。その作曲家とは、ヴァイオリニストのパトリシア・コパチンスカヤと伝説的なデュオを組んでいるファズ・セイである。ソロ・ヴァイオリンのための「クレオパトラ」では、アンリ・マルトーへのオマージュとして、アンリ・マルトーのカプリス第10番「間奏曲」を扱っている。その結果、ヴァイオリンの現代的な演奏技法を駆使すると同時に、様々なリズムパターンにアラビア的な響きを盛り込んだ、ヴァイオリン的に要求の高い作品となった。
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作曲家: Say, Faz?l
楽器: violin
出版社: Schott Music