The Moldau Symphonic Poem No. 2 from My Fatherland

スメタナの「ヴラタヴァ」はプログラム音楽の代表例といえる。この曲はスメタナの祖国ボヘミアへの讃歌であり、ヴルタヴァ川の源流からエルベ川との合流までの流れを描写している。ヴルタヴァ川の流れは、森や草原を抜け、さらに多くの陽気な祝祭が行われている風景の中を進んでいく。月明かりの中で水の精のダンスが繰り広げられ、近くの岩の上に城や壮麗な家屋や遺跡が誇らしげに現れ、ヴルタヴァ川はサンクト・ヨハンの急流で渦を作り、ヴィシェフラド要塞が現れるまでは大河となってプラハに向かって流れ、やがて遠くに消えてエルベ川に雄大に流れ込む。(B.スメタナ)
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