String Quartets Volume 2 Early Viennese Quartets Study Score

モーツァルトの弦楽四重奏曲全曲を収録したシリーズの第4巻と第3巻が、それぞれ2017年初めと2019年にヘンレ・アーテキスト版として登場したのに続き、今度はモーツァルトの専門家ヴォルフ＝ディーター・ザイファートが第2巻を紹介する。収録されているのは、1773年の初期ウィーン四重奏曲K.168-173。しかし、作曲家の父レオポルトによる自筆稿の記載は、6つの作品を統一された一連の四重奏曲に並べたのは彼の仕業であることを示唆している。ヴォルフ＝ディーター・ザイフェルトは序文で、これらの四重奏曲の実際の創始年代に関する全く新しい発見を披露している。さらに、旧版ではダイナミクスやアーティキュレーションに不正確な点が散見されたが、それを修正することに成功。また、アルミーダ弦楽四重奏団による芸術的な助言もあり、弦楽四重奏曲第2巻はモーツァルト版のベンチマークとなっている！

収録曲：

弦楽四重奏曲 ヘ長調 K. 168


弦楽四重奏曲 イ長調 K.169

弦楽四重奏曲 ハ長調 K. 170

弦楽四重奏曲 変ホ長調 K. 171

弦楽四重奏曲 変ロ長調 K. 172

弦楽四重奏曲 ニ短調 K. 173
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