Concerto 3 ·

この「12台のチェロのための協奏曲」は、楽器の選択という点ではエングルンドにとってユニークであるが、彼の音楽を調査する上では絶好の視点となる。というのも、この曲はエングルンドにとって最も素晴らしく、最も表現力豊かな作品のひとつであることに加え、オーケストラ、協奏曲、室内楽の次元を統合している点で、彼が好んだ主なジャンルの総合的な役割を果たしているからである。12本のチェロのグループは、それにもかかわらず豊かな可能性を秘めた均質な響きを生み出している。この協奏曲では、フルボディのオーケストラの音色から、純粋で透明感のある室内楽曲まで、幅広いスペクトルを持つ。
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作曲家: Englund, Einar
楽器: 12 cellos
出版社: Fennica Gehrman

曲目リストIntrada - Adagio - Scherzo - Marcia funerale - Finale